鈴のアンクレット 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
★Amazonロマンスカテゴリー第1位[2019]★切ない恋と官能的な純愛――性愛と愛の境界を描く〈BetterHalf〉シリーズ第1作。――怖かった。けれど、知りたかった。恋愛を知らずに“性愛”を書いてきた彼女。愛を失ってから“欲望”だけを描き続けた彼。心の傷と罪の記憶を抱えた二人が出会い、官能と純愛のあわいで揺れる“大人の恋愛小説”。悠里(ゆうり)は、市役所勤めの平凡な女性。投稿サイトで人気を集める恋愛小説を書いていたが、書籍化の打診をきっかけに、自分には恋愛経験がないことに気づく。一方、官能小説家の立花(たちばな)は、喪失と罪悪感を抱え、愛を避けて“欲望と快楽”を書き続けていた。二人が出会ったのは、クリスマスが近づく頃。ホテルのスイートルームで始まったのは――「男女の性愛観の違い」という切実な対話。やがて心の奥の痛みをさらけ出しながら、二人は“性愛”と“愛”のはざまで、少しずつ再生へと歩み出す。――快楽の果てに残っているのは、相手への愛。性愛を恐れてきた彼女と、性愛を避けてきた彼。二人はそれぞれの過去を乗り越え、大人の純愛ラブストーリーの結末に辿り着けるのか――。・大人の純愛×心理ロマンス×すれ違い×スローバーン・甘く切なく、心理描写が心に響く“大人の恋愛小説”・切ないロマンスと濃密な官能描写を兼ね備えたヒューマンドラマ・心の傷、再生、許しをテーマに描く耽美な純愛特別付録として、悠里と立花をつないだ横沢と田沢のバレンタインを描く番外編《三十三個のキスのあと》も収録。※本作にはストーリー上で欠かせない官能描写を含みます。【読者レビュー(WEB公開時)】■とてもよかったです。温かい恋愛小説でした。(40代・女性)■面白い設定だなと思い読み進めました。男女の繊細な事情が故に少しのすれ違いにドキドキしながら。(40代・女性)■もーう全てが切なくて苦しくて、甘くて美しいです!(30代・女性)
作品情報
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