一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞 電子書籍版

  • 一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞 電子書籍版
  • 2189円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    時は寛永、戦乱の世からわずか15年。男たちが自らの生き様を貫けた最後の時代。「日本三大仇討ち」の裏にあったのは ここでしか生きられなかった武士(もののふ)の矜持(プライド)。生きるため、命はとうに棄てた男たち。たったひとりの小姓の命から巻き起こる、旗本8万騎vs.外様大名31万石vs.浪人(アウトロー)10万人の激突。寛永7年。事の始まりは備前岡山藩で起きた殺人事件だった。主君の寵愛を受ける小姓を惨殺し、追われる身となった河合又五郎は江戸に逃れ、旗本・兼松又四郎に匿われる。一方、江戸の長屋に暮らす浪人の市岡誠一郎。用心棒などで糊口を凌ぐ日々の中「腕の立つ剣客を探している」という呼びかけで、ある屋敷を訪れることになる。河合又五郎、兼松又四郎、そして市岡誠一郎。3人の武士がそれぞれの矜持が相まみえるとき、本当の「戦国」が終わる。日本三代仇討ち「鍵屋ノ辻の決闘」の背景には、本物の侍がいた。『藁の楯』『アウト&アウト』の著者が初めて挑む 「もうひとつ」の真実を描く「新・時代小説」

作品情報

出版社
講談社/文芸
提供開始日
2023/11/14
ジャンル
文芸

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ