天日干し経営―元リクルートのサッカーど素人がJリーグを経営した 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
人生では、未経験の環境に突然放り込まれてしまうことがある。転校だったり、転勤だったり、出産だったり、肉親との別れなどもそうかもしれない。人生はそんな未知との遭遇の連続だ。プロのサッカー選手も監督やコーチも、そしてクラブ経営の経験さえもない私が、Jリーグのチェアマンに就任してしまったときのように。未知の世界への不安を、エネルギーに変えることができたらどんなに素晴らしいことだろう。そんなときは、どのような心構えが必要なのだろうか。何かヒントはあるのだろうか。私自身は、未経験の不安や修羅場のみならず、数多くの困難に出会う中で、何とか前向きに組織変革を進め、人生を最大限燃焼して精一杯生きようともがき苦しんできた。その中で、私の奥底に沈殿し続けていたのが「天日干し」という概念だった。「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」常日頃から社内で口にしていたが私の口癖がこの言葉だ。……Jリーグで働く誰もが知る言葉だ。「天日干し経営」が組織を強くし、透明性を増していくことを伝えるキーワードだ。
作品情報
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