田舎のモーツァルト 詩集 電子書籍版
2915円(税込)
作品内容
詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。本書は、詩集である。田舎のモーツァルト 中学の音楽室でピアノが鳴っている。生徒たちは、男も女も 両手を膝に、目をすえて、きらめくような、流れるような、音の造形に聴き入っている そとは秋晴れの安曇平、青い常念と黄ばんだアカシア。自然にも形成と傾聴のあるこの田舎で、新任の若い女の先生が孜々として、モーツァルトのみごとなロンドを弾いている。【目次より】 冬の雅歌 不在 妻に ハインリッヒ・シュッツ 秋 霧と風の高原で 岩を研ぐ 春の葡萄山 モーツァルトの午後 出合い 歳月 田舎のモーツァルト ひとりの山 七月の地誌 回顧 車窓のフーガ 高処の春 あかがり 復活祭の高原 山中取材 野の仏 蝉 或る石に刻むとて 湖畔の朝 鴨 和田峠 馬籠峠 上越線にて 受胎告知 春興 桃咲く春 高地牧場 故園の歌 十年後 朝の門前で 草津白根 予感 飼育場風景 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
作品情報
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