40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか: 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
「命にかかわる危険な暑さ」対策指南喉元過ぎれば“暑さ”を忘れるにならないために。体温調節のしくみがわかれば暑さ対策もわかる!?体温はどのように決まるのか、カラダを冷やすしくみとは、温度をどのように感じているか、熱中症はなぜ発症するか、運動と体温の関係とは……。さまざまな側面から、人体に備わった精緻なメカニズムを解き明かす。酷暑を乗り切るための知恵が得られる一冊。●はじめにより体温の研究は非常に多岐にわたる、学際的知識を必要とする面白い研究である。たとえば、マニアックな生物学的研究の一方で、空調や、衣服のことを考えることが必要である。オリンピックで、トップアスリートがどれだけのパフォーマンスが発揮できるかを考えながら、高齢者の暑さ感覚がなぜ悪いのかを考える。体温の研究者は、いつもそんなことを議論しているちょっとおかしな人たちの集まりである。生物学のようで、生活科学のようで、おばちゃんの井戸端会議のような学問である。その中に、少しだけ入り込んで、タイトルの疑問の答えを探しながら楽しんでいただければ幸いである。●目次第1章 環境と人の関係第2章 カラダの温度とその意味第3章 カラダを冷やす道具たち第4章 温度を感じるしくみ第5章 脳と体温調節─―考えない脳の働き第6章 フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ第7章 熱中症の話第8章 運動と体温第9章 発達、老化、性差など第10章 温度や暑さにかかわる分子や遺伝子
作品情報
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