現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来 電子書籍版
1078円(税込)
作品内容
脳に気づかれることなく「現実」を操作できる時代あなたにとって「現実」とは?「現実」って何? この当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。SR(代替現実)や脳と機械をつなぐBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)などのテクノロジーの進展により、脳に気づかれることなく「現実」を操作できるようになった現代。科学と哲学の融合した「現実科学」がここから始まる。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、「現実」をゆたかにするヒントを提示する知の冒険の書。〈本書目次より〉現実とは『自己』である――稲見昌彦(東京大学教授/インタラクティブ技術)現実とは『DIY可能な可塑的なもの』――市原えつこ(メディアアーティスト)現実とは『あなたを動かすもの』――養老孟司(解剖学者)現実とは『自分で定義できるもの』――暦本純一(東京大学教授/拡張現実)現実とは『今自分が現実と思っていること』――今井むつみ(慶應義塾大学教授/言語心理学)現実とは『現実をつくる』というプロセスを経ることによって到達する何か――加藤直人(クラスター株式会社CEO/メタバース)現実とは『普段のルーティンな自己がちょっとずれた時に押し寄せてくる、すごい力』――安田登(能楽師)現実とは『祈りがあるところ』――伊藤亜紗(東京工業大学教授/美学)
作品情報
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