呪物怪談 電子書籍版
781円(税込)
作品内容
「五つで忘れる」親族の背後に子供が並び立つ夢。白装束の女が囁く呪いのお告げとは…「絶対に忘れない」より危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。呪いづくし実話怪談!「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。
作品情報
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