いとエモし。 超訳 日本の美しい文学 電子書籍版
1628円(税込)
作品内容
10代のうちは、国語にも古典にもまったく興味が持てなかった著者が、大人になったある日、「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」という、『枕草子』の一節を見てふと心をつかまれた。「ああ、『エモい』ってことか」秋の夕暮れを見て、冬の朝の寒さに震えて、春の朝焼けの景色を見て、夏の夜に雨音を聴いて、清少納言が感じた「いとをかし」。それは「まじエモい。」だったのだ。*本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて“エモ訳”した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイ。ページをめくるたびに、先人たちが作品に込めた「エモパワー」を強烈に感じながら、切なくなったり、勇気がわいてきたり、なんともいえない胸いっぱいな気持ちになれる本です。
作品情報
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