肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行 電子書籍版

  • 肉とすっぽん 日本ソウルミート紀行 電子書籍版
  • 799円(税込)

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    作品内容

    牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓……「人はなぜ肉を食べるのか」問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、十種の「肉」と人とのかかわりを徹底取材。ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。胸骨の端にそっと指を入れて横隔膜といっしょに引き上げると、紫色に光る かたまりがぽろんと現れた。(中略) ぷりっぷりのレバーの一片をそっと口の なかに入れた。(本文「4章 鳩」より)「生きもの」が「食べもの」になるまでの間には実に様々な工夫や技術が介在し、「うまい肉はつくられる」ことがわかる。信念を貫き、魅力的な多くの日本人の「仕事」の歴史にも光を当てたエキサイティングな傑作ノンフィクション。解説=角幡唯介※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

作品情報

出版社
文藝春秋(文芸)
提供開始日
2023/05/18
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
文春文庫

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