ライオンズ、1958。 電子書籍版
704円(税込)
作品内容
一九五六年師走。博多の町は、西鉄ライオンズの大下弘や稲尾和久らの活躍で?んだ日本一の余韻にまだ酔っていた。そんなある日、地元紙の記者・木屋淳二の元に、田宮と名乗るヤクザがやって来た。西鉄をクビになったばかりの川内と中洲の娼妓・双葉が駆け落ちをしたという。木屋は弟分のような川内を心配するが……。「史上最強のスラッガー大下弘」と「伝説のやくざ」そして「普通の記者」の仁義と熱き人情を描き切り、各紙誌でも大絶賛された圧巻の長篇デビュー作。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧