坂口安吾評論・随筆全集 電子書籍版
660円(税込)
作品内容
坂口安吾の代表作『堕落論』『続堕落論』『日本文化私観』『ピエロ伝道者』『FARCEに就て』『不良少年とキリスト』『安吾新日本風景』などの傑作評論、エッセイ、紀行文を多数収録した電子全集です。■収録内容諦らめアネゴ諦めている子供たち悪妻論足のない男と首のない男明日は天気になれ新らしき性格感情新らしき文学阿部定さんの印象阿部定という女甘口辛口哀れなトンマ先生安吾巷談安吾史譚安吾新日本風土記安吾の新日本地理安吾下田外史安吾人生案内安吾武者修業育児囲碁修業意識と時間との関係一家言を排す生命拾ひをした話『異邦人』に就て意慾的創作文章の形式と方法インチキ文学ボクメツ雑談インテリの感傷エゴイズム小論遠大なる心構大井広介といふ男大阪の反逆お喋り競争親が捨てられる世相温浴外来語是非咢堂小論かげろふ談義“歌笑”文化悲しい新風蟹の泡感想家の生れでるために巻頭随筆観念的その他気候と郷愁北と南教祖の文学――小林秀雄論後記にかえて〔『教祖の文学』〕切捨御免桐生通信近況報告金談にからまる詩的要素の神秘性に就て九段敬語論芸道地に堕つ戯作者文学論現実主義者剣術の極意を語る現代とは?現代の詐術講談先生呉清源枯淡の風格を排す碁にも名人戦つくれ小林さんと私のツキアイ娯楽奉仕の心構へゴルフと「悪い仲間」今後の寺院生活に対する私考今日の感想坂口流の将棋観桜枝町その他酒のあとさき作家論について志賀直哉に文学の問題はない市井閑談「刺青殺人事件」を評す思想と文学思想なき眼死と鼻唄島原一揆異聞邪教問答集団見合宿命のCANDIDE将棋の鬼勝負師処女作前後の思ひ出女性に薦める図書〔アンケート回答〕白井明先生に捧ぐる言葉新カナヅカヒの問題神経衰弱的野球美学論新作いろは加留多新春・日本の空を飛ぶ新人へ人生三つの愉しみ真相かくの如し神童でなかつたラムボオの詩深夜は睡るに限ること推理小説について推理小説論スタンダアルの文体砂をかむスポーツ・文学・政治相撲の放送青春論清太は百年語るべし世評と自分戦後合格者戦後新人論戦争論想片俗物性と作家醍醐の里第二芸術論について大望をいだく河童太宰治情死考ただの文学谷丹三の静かな小説愉しい夢の中にて堕落論続堕落論男女の交際について探偵小説とは探偵小説を截る単独犯行に非ずちかごろの酒の話地方文化の確立について散る日本茶番に寄せて長篇小説時評通俗作家 荷風通俗と変貌と月日の話机と布団と女D・D・Tと万年床帝銀事件を論ず貞操の幅と限界デカダン文学論手紙雑談てのひら自伝天才になりそこなった男の話伝統の無産者天皇小論天皇陛下にささぐる言葉当世らくがき帖ドストエフスキーとバルザック特攻隊に捧ぐ長島の死中村地平著「長耳国漂流記」夏と人形新潟の酒肉体自体が思考する二合五勺に関する愛国的考察西荻随筆日映の思い出日本人に就て日本精神日本の詩人日本の水を濁らすな日本の山と文学日本文化私観“能筆ジム”花田清輝論「花」の確立反スタイルの記パンパンガールピエロ伝道者悲願に就て人の子の親となりてヒノエウマの話百万人の文学便乗型の暴力ヒンセザレバドンスFARCEに就て風流フシギな女不思議な機構不良少年とキリストフロオベエル雑感文学と国民生活文学のふるさと「文芸冊子」について文章その他文章の一形式文章のカラダマ文人囲碁会分裂的な感想僕はもう治っている本因坊・呉清源十番碁観戦記本郷の並木道牧野さんの祭典によせて牧野さんの死…ほか
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