東西海上交流の起源 電子書籍版
2310円(税込)
作品内容
海国日本の黎明期における蘭学とオランダ海軍の影響は? ポルトガル・スペインによって西洋への目を開かされた日本は、キリスト教の布教にこだわる両国から、交易に目を向けるヨーロッパの新興国オランダとの交流を深めた。ではなぜヨーロッパ人はアジアに向かったのであろうか? 16世紀後半に遠洋航海の技術を向上させたオランダはアジアに目を向け、オランダ東インド会社の成功を基点にヨーロッパの海上大国に躍り出ることで、東西貿易のネットワークを築き上げた。 長崎の出島を拠点にしたオランダとの交流は、“海国日本”への道を開く航海術と海軍創設の礎でもあった。
作品情報
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