戦争の教訓 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
未完の戦争を追い続けるジャーナリストが、今こそ知らせたい戦争の真実――勝てないと分かっていた太平洋戦争を、なぜ日本は始めたのか。80年前と同じことが、今ウクライナでも起きている。敗戦から今日まで続く屈辱の日露外交を検証する【第1章】為政者は間違える~開戦決定まで国家の「主権戦」と「利益線」/「大東亜共栄圏」とは/自己中心的歴史観 ロシアと大日本帝国/ロシアのウクライナ侵攻と「核シェア」/仮想敵国アメリカに頼っていた石油 etc.【第2章】大日本帝国の「終戦構想」開戦の理由 司馬遼太郎の指摘/希望的観測+空想の「終戦構想」/ロシアのウクライナ侵攻と「成功体験」/「国史」は「終戦構想」を無視/昭和天皇の戦争責任 etc.【第3章】必然の敗戦的中した山本五十六の予言/「天才」石原完爾が敗戦を予言/補給戦でも惨敗/自らへの批判を許さない権力者の行き先/戦略上、致命的なミス/国辱的な対ソ交渉 etc.【第4章】 「聖断」=「英断」?「大元帥」が把握していなかった軍の実情/開戦2年で勝利の見込みを失った天皇/「決められる政治」は正しいか/ロシアに裏切られる歴史/大事なのは国益より組織の秩序 etc.【第5章】為政者は間違える 市民の責任新聞の戦争責任/ロシアのウクライナ侵攻報道/政治家を選んだ国民にも責任がある?/戦争被害受忍論/為政者は常に後世に審判される/本当の「国民の責任」 etc.
作品情報
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