レニングラードの雀 電子書籍版
4070円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】小説、戯曲、詩、絵画、児童文学の多方面で活躍し、関西文壇をリードした著者による、楽しいソビエト旅行記。挿画も著者の手による。「サリアンカ」はボルシチとともに最も庶民的なロシアスープです。美しいスケッチが多数入っている本署は、ソビエトのことやドストエフスキー、プーシキン、ゴーゴリ、チェホフなど文豪ゆかりの町や村を訪れた童話作家が純朴な市民との暖かい心のふれあいを綴った、すばらしく愉快で楽しい旅行記です。【目次】8月12日 出発前夜8月13日 バイカル号乗船8月14日 甲板の日光浴8月15日 雨のナホトカ8月16日 沿海州からモスクワまで8月17日 厄介なスケジュール変更8月18日 子供の本棚8月19日 飛行機の中の紳士8月20日 おおカスピ!8月21日 富士に似たアララット8月22日 ウズベック人に間違えられる8月23日 アルメニアのコニャック8月24日 カフカズの雪嶺8月25日 レニングラードの雀8月26日 バラとプーシキン8月27日 花の美しいノヴゴロド8月28日 クレムリンの中のレストラン8月29日 噴水8月30日 プスコヴの日曜日8月31日 美しい主婦からのスーヴニア9月1日 レーニンに捧ぐる花束9月2日 ボリショイ劇場のチョウチョウさん9月3日 ダモーイ9月4日 ボストーク号乗車9月5日 アムール河畔9月6日 アメリカ空軍哨戒機9月7日 土佐沖を通ってあとがき庄野 英二1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文受賞)など、多数ある。
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