オペラのひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 総合芸術の魅力超入門 電子書籍版
1793円(税込)
作品内容
★ オペラの「知りたい! 」がこの一冊できちんとわかる! ★ 国別のオペラの特徴、表現豊かな歌声の魅力、迫力あるオーケストラの構成・配置。★ 観劇するときの見どころをくまなく解説。★ 『セビリアの理髪師』、『アイーダ』、『蝶々夫人』など… 日常の恋物語から、劇的な結末を迎える悲恋まで、人間ドラマの名作を厳選して紹介。◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 「オペラって何?」と聞かれると、最もシンプルな答えは「歌いながら芝居する舞台」になります。演劇ならセリフが飛び交いますが、オペラは基本的に歌声でやりとりし、オーケストラが伴奏します。オペラのステージでは基本的に「生の声」と「生のオーケストラ」でドラマを作ります。バレエの場面があるオペラでは、ダンサーが特別出演して華を添えます。つまりは、「なんでも人力でこなしてしまおう」という420年前のやり方が、現代のオペラ公演でも基本的な考え方になっているのです。オペラの主役歌手は、1回舞台に立つと2キロは痩せるといいます。時代ものの物語が多く、重い衣裳を着たまま、平均2~3時間のステージで一所懸命に歌うと、そこまで体力を消耗するわけです。オペラの舞台は、大掛かりで華やかなもの。演目によっては、合唱団や助演者も含めて、数百人が同時にステージに乗ることがあります。目で見ても、耳で聴いても「この迫力を超えるものがあるか! 」と、思わせてくれる ―― それが、舞台芸術オペラの一番の魅力です。岸 純信
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ