RM Library(RMライブラリー) Vol.291 電子書籍版

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    作品内容

    米国の「PCCカー」に倣った高性能路面電車の数々を解説。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページがあります、予めご了承ください。 1920年代末より、アメリカではモータリゼーションの進展に対抗すべく「電気鉄道経営者協議委員会」が結成され、「PCCカー」と呼ばれる防音防振に配慮した高性能な路面電車を開発、規格を制定しました。日本でもその技術に着目し、規格を継承したTRC社のライセンス下での製造を模索しますが、高額なライセンス料や過剰な性能、日本の路面電車には馴染まない操作方法などから1両で断念、以後は1953年に組織された「六大都市無音電車規格統一研究会」制定の規格に則り、国内の独自技術による「無音電車」と呼ばれる高性能電車が各地に登場しました。しかし、その後高度経済成長を迎え路面電車の衰退が進む日本ではその先進技術が保守面で持て余され、他社への譲渡も一部に終わりました。本書では1953~56年に東京・名古屋・大阪・神戸などに投入された、これらの新技術を取り入れた「無音電車」各形式について解説します。 ●目次●口絵写真●巻頭 高性能路面電車の先駆け「無音電車」●はじめに●1.PCCカーとは●2.PCCカー国産化の模索/2.1 戦前の動向/2.2 戦後の動向/Column1 TRC社のライセンス概要と日本PCC委員会●2.3 国内最初のPCCカー、都電5501 号登場●2.4 日本版PCC「無音電車」開発へ●3.「 無音電車」総覧・1953(昭和28)年/3.1 「六大都市無音電車規格統一研究会」結成●3.2 名古屋市電1815 → 1901 号●3.3 大阪市電3000形(3001→3000)●3.4 東京都電5500 形(5502)●4.「 無音電車」総覧・1954(昭和29)年●4.1 東京都電6500 形(6501)●4.2 名古屋市電1900 形(1902~1921)/Column2 都電6500形の兄弟?●5.「 無音電車」総覧・1955(昭和30)年/5.1東京都電7000 形(7020)●Column3 7020号電車運転大意(要旨)●5.2 神戸市交通局/5.2.1 神戸市電1150形1151号●5.2.2 神戸市電1150形1152号●5.3 東京都電5500 形量産車(5503~5507)●6.「 無音電車」総覧・1956(昭和31)年/6.1 「路面軌道用無音電車仕様書」の概要●6.2 大阪市電3001 形(3001~3050)●6.3 名古屋市電2000 形(2001~2029)●6.4 名古屋市電800 形(801~812)●6.5 神戸市電1150 形(1153~1158)●6.6 鹿児島市電700 形(701AB ~704AB)●Column4 大阪市電3001形の鹿児島入りの際のエピソード●公営カルダン車編のおわりに●奥付・既刊紹介・英文

作品情報

ページ数
52ページ
出版社
ネコ・パブリッシング
提供開始日
2024/09/22
ジャンル
雑誌

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