久保利明の三間飛車 電子書籍版
2435円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。振り飛車の極意はさばきにある。だが、それだけでは勝てない―本書は「さばきのアーティスト」こと久保利明九段による三間飛車の実戦集です。序文「私の三間飛車」は三間飛車講座になっており、久保振り飛車の原点から対居飛車穴熊の課題、そして先後別に見た三間飛車の現状などを解説しています。「第1部 自戦記編」は12局。▲2八銀型に組んだ「記念碑的一局」から始まり、ノーマル三間や石田流の戦いを掲載しました。そこにはさばきの極意や根性の粘りなど、振り飛車を指す上で必要なものが、すべて詰まっています。「第2部 棋譜解説編」は39局。こちらは大石直嗣七段が久保九段の名局を解説しています。講座と実戦51局。じっくり読んで、振り飛車の極意を会得していただきたいと思います。序 文 私の三間飛車 (原点から最新形まで)第1部 自戦記編 第1局~第12局 第2部 解説編 第13局~第51局 解説・大石直嗣七段久保利明 (くぼ としあき)1975年8月27日生まれ。兵庫県加古川市の出身。4歳のとき、のちの師匠となる淡路仁茂九段に王将1枚(19枚落ち)から将棋を教わる。1986年、6級で奨励会入会。1993年4月、四段昇段。2003年4月、順位戦でA級昇級により八段昇段。2009年3月、第34期棋王戦で佐藤康光棋王を破り、初タイトル獲得(3連覇)。2010年3月、第59期王将戦で羽生善治王将を破り、二冠となる(2連覇)。2010年3月、第35期棋王戦で防衛を果たし、タイトル獲得3期により九段昇段。2017年3月、第66期王将戦で郷田真隆王将を破り、王将に復位(2連覇)。美濃囲いをこよなく愛する振り飛車党で、「さばきのアーティスト」の異名を持つ。終盤で苦しくなった際には「粘りのアーティスト」という、裏の顔をのぞかせることも。タイトル戦登場は14回、獲得は棋王3期、王将4期の計7期。棋戦優勝は6回。『久保利明の四間飛車』『最強四間飛車マニュアル 急戦編』(日本将棋連盟)、『久保流 最強先手振り飛車』『久保の石田流』『久保の中飛車』(マイナビ出版)など、著書多数。
作品情報
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