ロシア近世農村社会史 電子書籍版
7205円(税込)
作品内容
【内容紹介・目次・著者略歴】ロシア近代化の起点であるピョートル1世の諸改革と、農村がおかれた諸々の状況と変化の過程を基礎史料から描く、我国初の画期的研究。【目次より】まえがき目次序論 ピョートル改革の基本的性格一 北方戦争の時代二 軍事、行政改革三 財政改革と工業化四 教会改革と啓蒙五 改革と民衆第一章 戦時下の農村社会第一節 世帯調査(一六七八─一七一〇)第二節 兵士、労働者の徴用 「空白」の諸原因(その一)第三節 逃亡と世帯隠し 「空白」の諸原因(その二)第四節 ランドラート調査第二章 農村社会の諸相第一節 領主経営と農民経営第二節 領主的諸規制第三節 農民の日常的諸要求第四節 『貧富の書』における農村社会像補論 村の教会と聖職者について第三章 人頭税の導入と農村社会第一節 世帯税から人頭税へ第二節 人口調査 人頭税の導入過程(その一)第三節 軍隊と農村 人頭税の導入過程(その二)第四節 農村の疲弊と政府の対応終章 近世農村の成立引用欧文文献目録※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。土肥 恒之1947年生まれ。西洋史学者。一橋大学名誉教授。専門は、近世ロシア農村社会史。小樽商科大学商学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。著書に、『ロシア近世農村社会史』『「死せる魂」の社会史』『ロシア皇帝の虚像と実像』『ピョートル大帝とその時代』『岐路に立つ歴史家たち』『ステンカ・ラージン』『よみがえるロマノフ家』『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』『図説 帝政ロシア』『ロシア社会史の世界』『西洋史学の先駆者たち』『ピョートル大帝』など、訳書に、B・O・クリュチェフスキー『ロシア農民と農奴制の起源』などがある。
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