絶望から希望へ~悩める若者と哲学者の“幸福”をめぐる対話 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
ミリオンセラー『嫌われる勇気』著者最新作!――「未来があっていいね」と大人はいう。「何がいいんだ」と私は思う。つらい仕事、悪政、気候変動、経済危機、新型コロナ、対人問題……手に負えない問題だらけでも、未来があるのは不幸じゃない。「自分の手ではどうにもならないこと」に絶望せず、“自分の人生”を幸せに生きるための、超実践的幸福論!<本文冒頭より>たくさんの問題が降りかかる現代社会。この先、「未来がある方が不幸」なのではないか。不安と憤りと、やるせなさでいっぱいになっていた時、近くの大学で張り紙を見つけた。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■哲学ゼミ 受講生募集テーマ「君には、世界を変える力がある」講師: 岸見一郎募集人数: 若干名若者対象、社会人も歓迎■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■哲学の講義……「君には、世界を変える力がある」?こんなにも世界に絶望しているのに?こんなにもちっぽけな私なのに?そんなこと、本当に可能なんだろうか。そもそも、哲学とそれがどう結びつくのか、よくわからない……。しかも、若者対象って、一体いくつまでだろう。社会人三年目は、まだ若者に入るのかな。いろいろなことが頭の中をめぐりながらも、「君には、世界を変える力がある」その言葉に惹かれ、気がつけばフォームから応募していた。【登場人物】講師:岸見一郎受講生:A 哲学を専攻する大学三年生。就職活動中だが、親の希望する就職先と、自分の生きたい人生にズレがあり悩んでいる。B 社会人三年目。未来に悲感的。営業の仕事をしているが、ノルマ優先の働き方に悩んでいる。婚約していた相手と破局し、男性不信になっている。C 社会人五年目。夢を叶え、マスコミ関係の仕事をしているが、パワハラ上司に悩んでいる。ネガティブになりがちな自分を克服したいと思っている。成功して自信を持ちたい。
作品情報
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