精神療法 Vol.48 No.2 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
総合精神療法専門誌! ●[巻頭言]「推し活」と心理療法 岩宮恵子●[特集]看護と精神療法●「看護と精神療法」の特集にあたって 武井麻子●1.精神看護の歴史と教育●日本初の看護者による精神科看護の教科書――日本における精神看護の歴史を刻んだ清水耕一 鷹野朋実●日本の精神看護教育における精神療法の位置づけ 宮本眞巳●2.院内での看護と精神療法●入院が長期化する精神科患者の力動的理解と精神療法的かかわり――激しい身体化と攻撃的言動を示す「むずかしい患者」の事例から 白柿 綾●精神科病棟におけるコミュニティミーティングの実践について 岩崎壮登●看護と認知行動療法 岡田佳詠●3.精神看護領域における専門看護師(CNS)の実践●精神看護専門看護師 渡辺純一●リエゾンナースが行う救急領域におけるグリーフケア 木野美和子●4.病院を出る看護師●ともに成長できる地域での支援活動 原 真衣●オープンダイアローグに学ぶ――地域精神保健における対話的でコラボレイティブな支援のあり方 下平美智代●医療の場における感情労働のダイナミクス――個人と組織の無意識をさぐる 武井麻子●[エッセイ]●母子デイケアでの精神療法との出会い 久保田あや●入院森田療法における看護の役割 松橋美奈・久保田幹子●看護とACT 近田真美子●生活支援のパラダイムシフトと看護 萱間真美●ユタによる自死および自死遺族をめぐる支援の可能性――死者との対話による癒し 鈴木啓子●シュヴィング,サリヴァン,中井久夫の臨床から学ぶこと 加藤 寛●[連載]●動機づけ面接を始める・続ける・広げる 第8回 愛着障害・トラウマ・発達障害とESS――MIの新しいフロンティア? 磯村 毅●発達障害のいまとその先に向きあう――二次障害への心理的支援 第2回 障害受容とペアレント・メンターによる支援 井上雅彦●古典症例に学ぶ 第2回 自己愛的傾向を持つ赤面恐怖(社交恐怖)の精神療法――森田の治療技法と治療者患者関係の検討 北西憲二●[書評]●C・G・ユング著,スザンヌ・ギーザー編『C・G・ユングの夢セミナー パウリの夢』 山中康裕●ジェレミー・ホームズ著『アタッチメントと心理療法―こころに安心基地を作るための理論と実践』 北島歩美●宮田量治著『外傷性ひきこもり―日本的な複雑性PTSDへの支援と治療』 斎藤 環トレーシー・D・イールズ著『心理療法におけるケース・フォーミュレーション―的確な臨床判断に基づいた治療計画の基本ガイド』 下山晴彦●イライザ・ネボルジーン著『子どもの「やり抜く力」を育むワークブック―認知療法のスキルで身につく成長型マインドセットとレジリエンス』 岩垂喜貴●ジョアン・M・ファレル,アイダ・A・ショウ著『〈実践から内省への自己プログラム〉ワークブック 体験的スキーマ療法』 林 直樹●池田久剛著『実践セミナー 不登校の理解と支援―4つの視点によるアプローチ』 東 啓悟●日本精神病理学会書籍刊行委員会,清水光恵,芝 伸太郎,熊崎 努,松本卓也編『精神症状の診かた・聴きかた―はじめてまなぶ精神病理学』 玉田 有●松隈信一郎著『人生を豊かにするウェルビーイングノート―ポジティブサイコロジー×解決志向アプローチでこころの健康を育てる』 奥山真司●原田誠一著『精神療法の基礎と展開―「受容~共感~一致」を実践するために』 神田橋條治●[Review of Books Abroad]●By Anthony Bateman and Peter Fonagy : Handbook of Mentalizing in Mental Health Practice. 上地雄一郎●[海外文献抄録]原田康平,他●[学会の印象]●日本家族療法学会第38回大会 坂本真佐哉●日本心理臨床学会第40回大会 山崎孝明●第117回日本精神神経学会学術総会 池田暁史●[患者から学ぶ]●立ち止まること・不安の中に留まること 松本佳子●[てらぺいあ]一冊の本から歩き出して 梅本育恵●[かたるしす]
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧