ことばの遅れが気になるなら 接し方で子どもは変わる 電子書籍版
1430円(税込)
作品内容
【発達障害を疑う前に】 うちの子はことばが遅い……という漠然とした不安に加え、1歳6ヵ月健診、3歳児健診でことばの遅れを指摘され、不安な気持ちに拍車がかかっていないでしょうか。誰にも相談できず、自分のせいではないか、と心を痛めている人も多いようです。また、「発達障害」への関心が高まるにつれ、ことばの遅れをすぐに発達障害と結びつけるケースも増えています。原因探しに奔走し、発達障害の診断を急ぎ過ぎる傾向もみられます。そもそも子どもの発達過程には個人差があり、ことばの成長にも個人差が大きく影響します。とくに1~3歳ぐらいの子どもは、発達過程での個人差がとても大きく、ことばの遅れだけで発達障害を診断することは困難です。発達障害などの影響が疑われる場合であっても、そうでなくても、子どものことばをはぐくむために家庭でできることは、「ていねいな働きかけ」です。子どもへの接し方を少し変えるだけで、子どもの反応は変わってきます。子どもが興味をもったものにいっしょに関心を寄せ、同じ目線に立って共感する。ささいなことですが、こうした働きかけが、子どもの自己肯定感やコミュニケーション能力を高め、「ことばの芽」を育てることにつながっていきます。本書では家庭での働きかけの大切さとともに、「ことばをはぐくむ接し方」や、発語の土台となる「感覚遊び」など具体的な方法を紹介、「ことばの遅れ」をどう受け止め、子どもとどう向き合い、どのように働きかけたらよいかをお伝えします。【1~3歳までの働きかけはとても大切】 ・子どもからの発信に、きちんとこたえる⇒自己肯定感が育ちます ・楽しい遊びを一緒にする⇒コミュニケーション力がつきます ・子どもの気持ちによりそう⇒信頼関係を築けます ・外遊びを増やす⇒感覚や運動機能が発達します ・十分な睡眠と規則正しい食事⇒脳や神経のネットワークが発達します 【本書の内容構成】 プロローグ/自分を責めないで。発想を変えてみよう 1/「ことばの遅れ」ってどういうこと? 2/接し方を変えてことばを育てよう 3/感覚遊びを発語につなげよう 4/特性をとらえ子どもの幸福感につなげよう
作品情報
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