消された信仰 「最後のかくれキリシタン」--長崎・生月島の人々 電子書籍版

  • 消された信仰 「最後のかくれキリシタン」--長崎・生月島の人々 電子書籍版
  • 726円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    世界遺産から黙殺された島の「祈りの記録」。250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てようとしたのが、2018年に日本で22番目の世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。ところが、PRのために長崎県が作ったパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンが暮らす島」の存在がこっそり消されていた。その島の名は「生月島(いきつきしま)」。今も島に残る信仰の姿は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈り、西洋画と全く違う筆致の「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画……取材を進める中で、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ――。第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。文庫版解説・島田裕巳氏(宗教学者)※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2021/05/07
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
小学館文庫

作者の関連作品作者の作品一覧