100回目のお引っ越し 電子書籍版
1155円(税込)
作品内容
おじさんが営む引っ越し屋を手伝うことになったタツル。記念すべき100件目は「引っ越したくない」という、頑固おばあさんだった! ボク、茶屋ヶ坂樹は名古屋生まれの小学6年生。引っ越し屋を営んでいるおじさんに頼まれて、徳重さんというおばあさんが住んでいる家に「引っ越し計画書」を持ってきた。玄関を開けて、あがろうとしたとたん、「きたなこい足であがってかん」と、おばあさんのどなり声が。なんで? おばあさんの家こそ、古くてせまくてきたないのに。納得のいかないボクが、ふたたび「現場」に戻って部屋をのぞいてみると、そこはタンスや本棚、テレビ台などが足の踏み場もないほど、びっしりと詰めこまれていたのだった……。※小学校上級から
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧