病気の日本近代史 ~幕末からコロナ禍まで~(小学館新書) 電子書籍版

  • 病気の日本近代史 ~幕末からコロナ禍まで~(小学館新書) 電子書籍版
  • 1320円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    新型コロナ克服のヒントは「歴史」にあり。近代日本は「流行病」「難病」との闘いの連続だった--。明治天皇や陸海軍兵士たちが悩まされた脚気から、軍民に蔓延したスペイン風邪などの伝染病、「亡国病」と恐れられた結核やマラリア、患者が増える中で治療法の模索が続いてきた精神疾患、現在死因トップのがんまで、日本人は多くの病気に悩まされてきた。そして今また、「新型コロナウイルス」という未知の病が襲来している。果たして、この新たな感染症といかに向き合うべきなのか。〈人類の歴史は、一面では感染症(伝染病)との戦いの歴史でもあった。だが戦うと言っても、一方的な防戦と敗北の連続で、十四世紀のペスト流行では欧州大陸の住人の半分近くが倒れ、人々は全滅の恐怖におののいた。 ようやく勝機が訪れたのは、病原である細菌やウイルスの正体が見え始めた、たかだか二百年前からである。(中略) だが戦いが終ったわけではない。〉「第八章 新型コロナ禍の春秋」より本書は、医師や医療専門家ではなく、政治史や軍事史を中心に研究・執筆を重ねてきた現代史家の手になる医学史である。そのため、医学の研究書とは異なり、歴史家の視点から「難病の制圧をめざす国家的な総力戦」の過程を検証しつつ、「人間の生死をめぐって運と不運、喜びと悲しみが交錯するドラマ」を描きだしている。新たな疫病が猛威を振るう今こそ知るべき“闘病と克服の日本史”。

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2021/02/01
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
小学館新書

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ