冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論 電子書籍版
1650円(税込)
作品内容
2020年9月、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に選出された。官房長官時代に「令和おじさん」と親しまれた一方、いまだその人間性や国家観がわからない、という向きもある。本書は菅総理の「知恵袋」と称される経済ジャーナリストが、緻密な取材を通じてその核心へと迫っていく。横浜市議選で初当選して以来、胸に秘めた政治信条とは何か? 総務相時代、なぜ「ふるさと納税」という驚愕の制度を1年でつくり上げられたのか? 7年8カ月にわたって安倍政権を支えた誠実さと、官僚人事に見られる冷徹な戦略性は、どう両立しているのか?そして総理になった菅氏は、この日本の何を壊し、何を護ろうとしているのか? 菅氏本人はもちろん、政・官・財のキーパーソンの肉声や、初公開の秘話をふんだんに収録。これからの日本政治を読み解くうえで必読すべき、渾身のルポルタージュ。【目次】プロローグ 手土産は秋田の稲庭うどん第1章 三十年ぶりに誕生した「平民宰相」第2章 初選挙の横浜市議選で学んだこと第3章 霞が関で「菅義偉」の名前が轟いた日第4章 もらった恩義を絶対に忘れない男第5章 菅官房長官は誰と戦っていたのか第6章 壊すべき日本と護るべき日本終章 人を裏切らない――奇跡の四分十七秒エピローグ 「自助」の本質は「意志」である
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