「死」の文学入門 電子書籍版
1870円(税込)
作品内容
日本の社会は高齢化・多死化のフロントランナーであるとともに、世界的なウィズ・コロナの状況を受け容れざるを得ない。何事も正しい答えを見出し難いこの世界で、究極の問い「死」との向き合い方を考えることは、よく生きようとすることだ。漱石の『こころ』、コロナ禍でベストセラーとなったカミュの『ペスト』、文豪ドストエフスキーのドッペルゲンガー物語、現代の古典カフカの『変身』から、村上春樹の短篇、SF、ミステリまで、小説家はいかに死に迫り、いかに死を描いてきたか? 登場人物はいかに危機と戦ったのか?『「死」の哲学入門』に続き、死生観を問いなおす文学篇。宗教学者による類例なき驚きの小説入門。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ