疫病vs神 電子書籍版

  • 疫病vs神 電子書籍版
  • 902円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。【目次】第1章 医学はどれだけ流行病に無力だったのか第2章 疫病神としての天照大神第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ第5章 祗園祭の起源は疫病退散第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ第7章 疫病がくり返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ

作品情報

出版社
中央公論新社
提供開始日
2020/10/09
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
中公新書ラクレ

作者の関連作品作者の作品一覧