天涯の海 電子書籍版
1630円(税込)
作品内容
世界に誇る「江戸前寿司」はなぜ誕生したのか――「粕酢」に挑んだ三人の又左衛門と、彼らを支えた女たち。江戸の鮨文化を一変させた変革と挑戦!江戸後期。知多郡半田村で酒造業を営む五代・中野半左衛門の急死により、婿養子に迎えられた半六は、酒造りの傍ら酒粕を使った粕酢造りを思いつく。後に分家を許された三六は、又左衛門家を興す。初代から二代、三代へと、粕酢造りは受け継がれていくが、彼らの行く手には幾多の苦難が待ち構えていた。三人の又左衛門は、いかにして粕酢を江戸中に広めたのか――。いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた人々の歴史長編小説。
作品情報
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