人間知能と人工知能 あるAI研究者の知能論 電子書籍版
2750円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。人工知能に向けて、人間知能のメカニズム解明 現在は、人工知能ブームであり、機械学習・進化学習が花盛りです。本書は、生物は進化のなかでどのように知能を発展させてきたか、そして人工知能はどういうものであるかについて、著者の長年の研究にもとづいた最新の成果をまとめたものです。 コンピュータですぐに実践できるといった派手さのない書籍ですが、人工知能と言われるものが増えていくと考えられる現在、自分たち人間の知能がいったいなんであるかを認識しておくことは大切なことです。まえがき第1章 知能とは何か1.1 知能の構造1.2 知能構造の進化1.3 知能への期待1.4 外界との関わり1.5 知能化メカニズムの諸様相1.6 知能をつくる細胞組織第2章 生命の時代[知能化メカニズムの基盤=生命構造]2.1 生命構造の各部機能2.2 教師あり学習─制御学習第3章 記号化の時代[知能化メカニズムの基盤=原生言語]3.1 記号化の始まり3.2 形態素表現への進化3.3 生命構造の機能拡大─複文の生成3.4 文化継承としての知能深化第4章 論理の時代[知能化メカニズムの基盤=意味言語]4.1 意味言語への進化4.2 意味言語の基本形式4.3 ニューラルネットワークによる遷移知および推論の実現4.4 遷移知の源4.5 知能活動の原型─規格型の問題解決4.6 物語生成と表現能力4.7 意味言語ベースの知能化メカニズム第5章 知能進化の新たな段階[問題の多様な現れ方]5.1 知能活動の高度化の例5.2 高度化問題へのアプローチ5.3 統合知能論むすび参考文献索 引
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