「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する 電子書籍版
935円(税込)
作品内容
この本は、わが子の育ちを心配する保護者の方に手に取ってもらえたらという思いで書きました。発達障害について解説する本は、たくさんあります。でも、漠然とした「不安」を抱えた保護者の方がまず初めに思うのは、わが子にどんな診断がつくのかということよりも(もちろん、それも大切なことではありますが)、ただただ毎日を穏やかに、楽しく、わが子の成長を喜びながら関わりたい。そのために、今ある「不安」を少しでも軽くしたいといったことではないでしょうか。例えば、どうして夜に寝てくれないの? どうして外で困らせるの? どうして言うことを聞いてくれないの……?そんなわが子に向かって最初に願うことは、「ただ、この子とうまくつき合いたいだけ。この子が感じていること、思っていることを知りたいだけ」。親は、「この子とうまく関わりたい」と、毎日毎日、思っていることでしょう。“わかってしまったような気になってしまう”「発達障害」という名前だけでは、そんな思いにはじょうずに向き合えないように思います。「発達障害」だけで子どもを見ないで、この本がそんなたくさんの「不安」をほんの少しでも軽くすることができればと願って、考えながら書きました。――「はじめに」より
作品情報
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