ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
既存のマーケティングのフレームでは語られることなく説明の難しい現象が、私たちの身近で日々、起きている。ネット上の「釣り広告」「ステマ」、リアル世界での「ホストクラブ狂い」「後妻ビジネス」、一向になくならない「振り込め詐欺」……。こうした現象がなぜ起きるのか? 言い換えれば、「なぜ脳がハマってしまうのか」。「悪を知らずして悪を止めることはできない」を合言葉に、2人のプロフェッショナルが「ブラックマーケティング」の解剖と対策に挑む!悪徳商法や犯罪スレスレの商法以外にも、人々を熱狂させた「AKB商法」等のビジネスモデルまで幅広く扱うことで、ヒトの脳のだまされやすさを痛感し、自分の消費行動を振り返る!・焦りにつけ込む「残り2点、お早めに」の効果・タイムセール…人は「できるのにやらなかった」ことを後悔する・衝動買いと「考える買い物」では、脳の機能部位が違う・出会い系アプリ、「だまされるほうが悪い」と言い切れない理由・ブームに乗るのは「脳の省エネ」・「何かに頼りたい人」と霊感商法・ソシャゲの罠…「タダ乗り」では楽しめないプログラム・ギャンブル依存と浮気性の共通点・日本は詐欺師天国?・「これさえあれば」と思わせる実演販売の威力・だまされやすい人は「カモ遺伝子」を持っている?――私たちの脳は、無意識に「その気」にさせられて、何かが欲しくなったり、何かをしたくなったりすることが現実にたくさん起こっています。(序章/中野信子執筆 より)――これまでのマーケティングは、キレイゴトしか扱っていない「よい子のマーケティング」ではないか。(終章/鳥山正博執筆 より)
作品情報
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