侍の本分 電子書籍版
この作品は完結しています。(全1巻)
704円(税込)
作品内容
家康にも真っ向から逆らった“天下の御意見番”大久保彦左衛門とその矜持を描いた歴史長篇。主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない――頑固一徹、家康に対しても己の言を曲げなかった徳川家の譜代、大久保彦左衛門。その強情な性分から、元和偃武を迎えたときの禄はわずか千石だった。そんな彦左衛門が子孫に向けて書き遺した『三河物語』には、徳川家と、それに仕えた大久保一族の歴史が描かれている。彦左衛門が語る侍の本分とは?直木賞作家が、緻密な考証で生き生きと紡ぐ本格歴史長篇!
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧