ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」 電子書籍版

  • ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」 電子書籍版
  • 712円(税込)

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    作品内容

    長崎にも「原爆ドーム」があった――。それは爆心地の北東500メートルほどの位置に立つ、高さ25メートルの鐘楼を持った浦上天主堂。しかし1925年に完成し、東洋一と謳われたこの天主堂は原爆によって廃墟と化す。当初、被爆遺構として保存に積極的だったはずの長崎市長だが、訪米を経て「原爆の悲惨を物語る資料としては適切にあらず」と発言し、撤去路線に転換。結果として旧浦上天主堂は1958年に撤去されるに至る。世界遺産クラスの被爆遺構はなぜ失われたのか? 市長の翻心の裏には何があったのか? 丹念な取材によって昭和史のミステリーを解き明かした渾身のノンフィクション。

作品情報

出版社
文藝春秋(文芸)
提供開始日
2019/04/22
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
文春文庫

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