「我が道」衣笠祥雄 電子書籍版
770円(税込)
作品内容
プロ野球界の鉄人―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は2215試合連続出場の不朽のプロ野球記録を持つ衣笠祥雄氏の栄光のストーリーです。 衣笠氏は1947年(昭22)1月18日、京都市生まれ。平安高を経て65年に広島に入団。ポジションは入団時の捕手から一塁手、三塁手と転向しました。70年から87年にかけて、連続試合出場の記録を樹立。同記録は米大リーグ、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の2130試合を上回った当時の世界新記録でした。87年には王貞治氏に続き、プロ野球では2人目となる国民栄誉賞を受賞。96年にカル・リプケン(オリオールズ)が記録を抜いたときは試合に招待されるなど、偉業は日本のみならず世界中の野球ファンの尊敬を集めています。 捕手としては大成かないませんでしたが、挫折を乗り越えて心身ともにタフな名選手として球史に輝く存在にまで上り詰めました。ミスターカープとして広島の黄金時代を担った功績、連続試合出場記録のピンチに見舞われる骨折の大けが、未踏の道を往く者にしか分からない重圧と孤独…。まばゆい光と色濃い影が交錯する野球人生は、今もなお人々の心を揺さぶり続けます。2018年4月、大腸がんにより71歳で逝去。しかし鉄人・衣笠祥雄が残した記録と記憶は永遠に不滅です。
作品情報
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