P+D BOOKS フランスの大学生 電子書籍版

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    作品内容

    仏留学生活を瑞々しく描いた著者デビュー作。1950年、27歳の遠藤周作は文学研究のため、いち留学生としてフランスに渡る。そこにはいまだ大戦の荒廃が色濃い日々の暮らしがあった。ナチスの残虐行為、肉欲、黒ミサ、サド、ジイド等々、ときに霧深いリヨンの街で、あるときは南仏の寂しい曠野で、人間の魂の暗部を擬視しながら綴った思索の足跡――。 愛とは、信仰とは? 本書は、戦後初の留学生として渡ったフランスでの学生生活について日本に書き送った原稿をまとめたエッセイ集であり、著者の原点ともいえるデビュー作である。

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2017/06/09
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
P+D BOOKS

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