巨大高層建築の謎 電子書籍版
990円(税込)
作品内容
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。法律を改正してまで建築した霞ヶ関ビルから40年。日本の巨大高層建設がここから始まりました。柔構造の解析設計を使い、大型H型鋼やスリット壁を採用したりと、いまでは当たり前になっている多くの技術が、霞ヶ関ビルの開発時に生まれています。セルフクライミング方式のタワークレーンも、安全な避難階段や防災センターでの集中管理方式も、ここからでした。また、世界一の明石海峡大橋から10年。東京タワーは自立式鉄塔として世界一。新東京タワーは、当然この記録を塗り替えます。ところがドバイには800m級の世界一となるビルが建造中です。世界に名だたる巨大高層建築物には、ケタ違いの知恵と技術と資金が投入されています。建築に秘められたエピソードからして、おもしろさは常識外れ。本書は、いくつもの巨大建築プロジェクトに関わった著者が、過去から現代に至る巨大高層建築の謎に迫ります。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧