電力の社会史 何が東京電力を生んだのか 電子書籍版

  • 電力の社会史 何が東京電力を生んだのか 電子書籍版
  • 1699円(税込)

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    作品内容

    福島原発事故を引き起こし、莫大な損害補償を負い、実質「国有化」された東京電力。戦後60年間、9つの巨大電力会社は地域の経済団体の会長を務めるなど社会的、産業的に日本の支配者といえる存在だった。1990年代と2000年代にわたり、国は「電力の自由化」と「核燃料サイクルの見直し」を電力業界に求めてきたものの、2度とも失敗に終わった。しかし今回の原発事故を契機に、60年間封印されてきた日本の電力制度が変わろうとしている。本書は、70年代オイルショック後の電力業界と政治家・官僚・メディアの闘いを電力制度や原子力制度の変遷とともに描く。日本独特のエネルギー政策のあり方と今後の課題を、欧米の電力業界―― 自由化された制度、脱原発、自然エネルギー―― との比較を交えて分析する。

作品情報

出版社
朝日新聞出版
提供開始日
2016/06/30
ジャンル
文芸

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