おくのほそ道を旅しよう 電子書籍版
704円(税込)
作品内容
みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。(『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)
作品情報
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