これでいいのか東京都杉並区 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!東京23区で最高に「進歩的」な杉並区。56万の人口を抱え、JR中央線は4駅、北部に西武新宿線、南部に京王井の頭線、青梅街道には地下鉄丸の内線が走る、東京の一大住宅地です。関東大震災後から、多くの文化人や政治家が移り住んだ高級住宅地の伝統は、今や駅や沿線ごとにそれぞれ個性的で、ワケのわからない変な人々が住む、面白すぎる地域へと昇華しました。古着と音楽と風俗の街「高円寺」、七夕と演劇の「阿佐ヶ谷」、最大の街にして一番無個性な「荻窪」、落ち着きがあって昼から酒ばかり飲んでいる「西荻窪」など、中央線4駅は、それぞれがまさに別世界。私鉄に目を向けても、沿線別リッチ度で長年不動のトップを守る井の頭線や、未来を夢見るビンボーな若者が住む西武新宿線など、地区ごとの住民の個性が対照的です。本書は、恐るべき他民族地域といえる杉並区を、徹底的に研究します。
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