紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす 電子書籍版
1496円(税込)
作品内容
新しい書き手。自由な批評。「柔軟剤なしのタオルと同じ。読むとヒリヒリ痛くて、クセになる。」……重松清さん「世に溢れる陳腐な言葉と格闘することはこの世界と格闘することだ。」……白井聡さん「育ててくれてありがとう」「全米が泣いた」「国益を損なうこと になる」「会うといい人だよ」「ニッポンには夢の力が必要だ」「うちの会社としては」……日本人が連発する決まりきった〈定型文〉を入り口に、その奥で硬直する現代社会の症状を軽やかに解きほぐす。言葉が本来持っている跳躍力を取り戻すために。初の著作、全編書き下ろし。紙の書籍版では読めない電子版オリジナルコンテンツとして、『日常に侵入する自己啓発』の著者・牧野智和氏との特別対談を収録。言葉を係留点に、現代社会の症候を若き論者が語り合う。
作品情報
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