昭和まで生きた「最後のお殿様」浅野長勲 電子書籍版

  • 昭和まで生きた「最後のお殿様」浅野長勲 電子書籍版
  • 1078円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    幕末、明治、大正、昭和までを凛と生き抜いた「最後の大名」がいた。その安芸広島藩藩主「浅野長勲」の数奇な人生を通じて、激動の近現代史を振り返る。長州征伐での調停から、大政奉還で建白書の提出、新聞「日本」の発行、小御所会議での活躍、第十五銀行の頭取、日本初の洋紙製造会社の創業、イタリア大使、昭和天皇の養育係と、実業・言論・政治の世界で一目置かれる存在であった。また、徳川慶喜や孝明天皇、西郷隆盛、大久保利通、岩倉具視、坂本龍馬と親交があった。長勲と話した慶喜は、「老中が強すぎて、俺の言うことなど聞いてくれない」と言って、ポロポロ涙を流したという。慶喜の涙。これを見た大名が、この時代に何人いたであろうか。また、ガチガチの攘夷論者として知られた孝明天皇が、実は「攘夷は方便である」と長勳に打ち明けている。坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末伝にはない、もう一つの幕末・近現代史が見えてくるだろう。【著者略歴】江宮隆之(えみや・たかゆき)一九四八年山梨県生まれ。中央大学法学部卒業。一九八九年、『経清記』(新人物往来社)で第十三回歴史文学賞、一九九五年、『白磁の人』(河出書房新社)で第八回中村星湖文学賞を受賞。著書に、『北条綱成』(PHP研究所)、『写楽の首大江戸瓦版始末2』(ベストセラーズ)、『黒田官兵衛』『小早川隆景』(学習研究社)、『風のささやき』『母ちゃん(オンマ)』『母人形』『二人の銀河鉄道卜嘉内と賢治』(河出査房新社)など著書多数。

作品情報

出版社
Panda Publishing
提供開始日
2015/04/21
ジャンル
ビジネス・実用

作者の関連作品作者の作品一覧