恋の病にかかったら 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
結婚するのがいやなわけじゃないけれど、ブラインド・デートなんてお断り。■スーザンは三十四歳にしてバージン。お堅い姉を心配した妹がブラインド・デートを計画した。相手の写真を見ると、人並み以上にハンサムな男だ。数は少ないが、これまでの交際経験から分析したところでは――第一に、自分はセックス・アピールに動じないタイプである。第二。共通の話題がない男性とのデートは気まずいものとなる。第三。ハンサムな男性ほど、しつこくベッドに誘う傾向がある。写真の男は第一と第三の項に引っかかる。しかも整形外科医ときては、第二の項もあてはまる。ふさわしくない男と会っても時間を無駄にするだけよ。妹にせっつかれてスーザンは出かけていったが、新しい一歩を踏み出すためではなく、じかに断るためだ。男のペースにはまるなんて、あってはならないことだった。
作品情報
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