国が溶けて行く ヨーロッパ統合の真実 電子書籍版
495円(税込)
作品内容
ユーロ通貨から見るヨーロッパ統合・分裂の歴史ナポレオンやヒトラーが、当時の世界では最高レベルの軍事力をもってして、ついになしえなかったヨーロッパ統合が、平和裏に実現したことは、地球の反対側にいる我々日本人も、もっと注目し、高く評価しなければならない。今、人類は「国が溶けて行く」時代を迎えようとしているのではないか…。スコットランド独立論争はなぜ否決されたのか?なぜ英国はユーロに参加しないのか?ギリシャの財政危機から日本が学ぶべきことは?ヨーロッパ統合の歴史を振り返りつつ、ユーロの今日的意義を考える一冊。●林信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
作品情報
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