経済的価値と社会的価値を同時実現する 共通価値の戦略 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
「共通価値」(sharedvalues)という概念は、経済的価値を創出しながら、社会的ニーズに対応することで社会的価値も創出するというアプローチであり、成長の次なる推進力となるだろう。GE、IBM、グーグル、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ネスレ、ユニリーバ、ウォルマートなどは、すでに共通価値の創造に取り組んでいるが、まだ端緒についたばかりである。共通価値がもたらすチャンスを見極める方法は、「製品と市場を見直す」「バリューチェーンの生産性を再定義する」「事業を営む地域に産業クラスターを開発する」の3つである。これまでの資本主義の考え方は、「企業の利益と公共の利益はトレード・オフである」「低コストを追求することが利益の最大化につながる」といったものであり、依然支配的である。しかし、もはや正しいとはいえず、また賢明とは言いがたい。共通価値の創造に取り組むことで、新しい資本主義が生まれてくる。*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2011年6月号)』に掲載された論文を電子書籍化したものです。【『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年1月号/2014年12月10日発売)』の特集は「CSV経営」です。併せてご購読ください。】
作品情報
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