ほんとうの構造主義 言語・権力・主体 電子書籍版
946円(税込)
作品内容
レヴィ=ストロース、バルト、ラカン、フーコー。誤解を一掃し、現代的意義を見出す二十世紀半ば、それまでの哲学・社会思想の基盤を崩壊させてしまった構造主義。世界を席巻する思想となったが、いわば早すぎた流行であり、その真に革命的な意義は理解されていなかった。自己責任、自己啓発、「絆」への賞賛が氾濫する現代にこそ見直されるべき原典を読み解く、構造主義“再入門”。[内容]はじめに序章シベリアのラカン第一部主体と作品の解体第一章作者はなぜ死んでいるのか第二章言語は何を伝えるか第三章「構造」とは何か第四章「神話が考える」とはどういうことか第五章類似から相似へ第六章権力はいつ変容したか第二部権力と主体の解剖第七章代理から代替へ第八章古代における「主体化」第九章言語の権力を揺さぶる第十章悲劇の人格論第十一章「ない」という「ある」こと第三部今こそ読み返す第十二章人を喰う社会と人を吐き出す社会第十三章分人論を先取りし、のりこえる終章新世界のレヴィ=ストロース注釈あとがき
作品情報
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