日本の特別地域 特別編集32 これでいいのか 東京都 八王子市&多摩ニュータウン(電子版) 電子書籍版

  • 日本の特別地域 特別編集32 これでいいのか 東京都 八王子市&多摩ニュータウン(電子版) 電子書籍版
  • 838円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。東京都の西部にドーンと控える大都市・八王子。多摩地域の中心都市にして人口約58万人。だがそんなに人がいても、ハコ(市の面積)自体が巨大だから人口密度は高くなく、豊かな自然に恵まれていることもあり、どことなくゆったりとした雰囲気を醸し出している。市街地を少し離れると、「えっ、ここどこの田舎?」と思わず口ずさんでしまうぐらいの“スカスカ感”で、その見てくれは東京の都市というより地方の巨大都市といった風情である。そんな八王子は歴史のある街だ。江戸時代には甲州街道最大の宿場町として繁栄し、商都として発展してきた。こうした歴史のある街は、得てして古くから住んでいる“旧住民”の存在感が強い。旧住民(特に高齢者)たちは、この街を自分たちが作ってきたという意識があるためプライドが非常に高いのだ。そうした閉鎖的な旧型社会に飛び込んできたのが“新住民”たちである。1960年代以降、多摩ニュータウンを筆頭に大規模な宅地開発が行われ、八王子と縁もゆかりもなかった人々が大量に当地に流入してきた。近年も新たなニュータウンの開発が行われており、八王子とその周辺は新たな住民を飲み込み続けている。だが、こうした新たな人の流入が、大なり小なり摩擦を生んでいるのもまた事実だ。そこで本書では、八王子の旧住民と新住民、それに加えて学都として発展したことで増えた“学生(大学生)”の3者をテーマの中心に据えて取材や調査を敢行。現在の八王子市の実態を浮き彫りにすると共に、新住民の巣窟たる多摩ニュータウン全域まで調査エリアを広げて、その実状と問題点を探っていった。ぜひ最後までお付き合い願いたい。

作品情報

ページ数
148ページ
出版社
マイクロマガジン社
提供開始日
2014/07/11
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
日本の特別地域

作者の関連作品作者の作品一覧