平和II 上 原子力・放射能の脅威について考える 電子書籍版
1650円(税込)
作品内容
◎目次はじめに人間の安全保障第1章教育こそが世界を平和にする●届いた招待状●「一灯をかかげて暗夜をいけ。暗夜を嘆く勿れ。一灯を保て」●貪るマネーの生む格差と育むマネーが生む絆●世界を柔和なる者に引き継ぐために●人を人でなくする力と戦うために●「未来の学校」構想と「絆」事業第2章私たちは原子力技術と共生できるのか対談上原春男氏(元佐賀大学長、工学博士)●日本の最高裁は世界で唯一原発の安全性を認めなかった●問われるこの国の技術のあり方●地方発の独自技術が国内で活かされない●放射能汚染を拡散させた初動対応のミス●なぜ非常用復水器が機能しなかったのか●メルトスルーは回避できた●海洋温度差発電が日本で実用化しない理由●古びたブルドーザーが未来の可能性を潰す●日本は“資源大国”●「科学」と「技術」は本質的に違う●一つのエネルギーに偏る国は滅びる第3章隠される被ばく者~核実験と福島原発事故の共通点~対談高橋博子氏(広島市立大学広島平和研究所講師)●隠されたヒバクシャ●隠される被ばく者●ヒバクシャの存在を歴史から消させない●内部被ばくを無視した放射線の安全基準●ジャーナリストが暴いた人体実験プロジェクト●不都合な真実から目を背けない●安全基準づくりを怠った代償●風評被害を防ぐ仕組み●パニックを恐れて判断を誤る●外部被ばくより見えない内部被ばくにどう向き合うか●原子爆弾と原発事故の放射性物質は同じか別物か●東電の賠償スキームは凍結・見直しも視野に●第五福竜丸以外の漁船・米軍艦も被ばくしていた●子どもの身を守るために乳歯・へその緒を保存●「ストレス原因説」は国の常套手段●ICRPの成り立ちと米国の核戦略●核・放射能は人道に対する罪第4章本当の国の強さとは対談佐藤優氏(元外務省主任分析官、文筆家)●北朝鮮のメッセージを読み解く●TPPは自由貿易でなく世界経済のブロック化●プーチン政権発足前に与党間外交を●領土を守るというメッセージを発信せよ●民間交流を含む協力し合う関係を築く●アメリカに飛び火した「従軍慰安婦」問題●本当の愛国者・外交とは●スローガンやレトリックに頼らない●沖縄に対する差別構造と基地問題はリンクしている●ジャパン・ハンドラージズの正体●驕った日の丸・エリートの堕落●政治の要求に応えられない官僚の能力低下●外交から見た福島第一原発事故●国民と共に進む民主主義外交の強さを示せ●マネーの役割・機能を見直す●核ある世界と政治はどう向き合うか●都合の悪い情報も政治と国民が共有する●地域主権と橋下イズム●人間の尊厳・人権と国家主権●サイバー攻撃・中国の新たな脅威にどう対処するか●オバマ政権下での北朝鮮核開発●共同体意識がなくなった国は崩壊する
作品情報
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