政治家の品格、有権者の品格 電子書籍版
1210円(税込)
作品内容
混迷を極めるニッポンの政治に喝!一票の重みを知る、著者が日本の政治を斬る。今の日本を立て直すには、日本の国益を第一に、ぶれない信念を国政で実践できる品格ある政治家が求められている。しかし、そのためには我々有権者にも品格が求められる。コモンセンスを持たない、私利私欲やブームで一票を投じる品格なき有権者が、政治家の品格を貶めてきたからだ。マスを相手に情報を売る新聞、テレビといったメディアには伝えられない真実に踏み込んだ一冊。政治評論家・三宅久之氏との特別対談も収録!目次はじめに~コモンセンスとは~第一章政治家の品格選挙と政治家国政を担う政治家に必要な条件小粒で「公」より「私」を優先するポピュリズム時代の政治家票になりにくいテーマを避ける落選が怖くてものが言えない権力を目の前自説を曲げる永遠になんでも反対権力を握ってもクリーンでいられるか「姫の虎退治」で当選する選挙戦の情けなさメディアに迎合する内向きのパフォーマンスが国益を損なうタブーに挑戦する気概があるかポピュリズムの時代に信念を貫くには将来の国益を見通す洞察力国益を考えた決断・行動スキャンダルを乗り越える国民を説得する力信念に満ちた行動が人の心を打つ敵も半分、味方も半分第二章これから求められる政治家像政治家の真価を問われるもの安全保障・外交に正面から向かい合う能力があってなおかつセクシー窮地の友人に救いの手を差し伸べる柔軟性のある原理主義者プラスに働く政治家のDNA二世、三世議員のマイナス面世界のリーダーと渡り合える体力、気品と教養李登輝のリーダーシップ初の台湾人総統の誕生国民党に入党して出世を重ねる無私の心で常に成長していく権力を手にして大化けするだけの準備はできていた第三章有権者の品格民主主義は必ず堕落する政治の腐敗は有権者の問題一人に対して一年で一億、計六億円の選択有権者とメディアの軽侠浮薄本当に「姥捨て山」か!?~後期高齢者医療制度~真面目に働く人にエールを送る政治弱者が結局は強者になる偏向報道によって世論は形成される同じ新聞を読み続けていると無意識に刷り込まれる新聞・テレビ以外の本、雑誌、言論誌を読む棄権とは自らを貶める行為である政治とは生活そのもの第四章特別対談良い政治家と悪い政治家三宅久之氏(政治評論家)×金美齢良い政治家と悪い政治家媚びない時代の政治家・吉田茂ワイドショーが政治家のポピュリズムを助長する失言探しの歪んだ報道に漬された森政権パフォーマンスが要求される今の政治細川連立政権がワイドショー政治の走りディレッタント・細川護配日本新党の功績情に流される有権者の選択の軽さ政治家に欠かせないのは、先見性、ポリシー、決断力議員宿舎批判の愚劣さ有権者がポピュリズムを加速させるメディアに政治生命を絶たれた藤波孝生ひたすら総理の座を目指した中曾根康弘好き嫌いだけで判断してはいけない今の日本に瀬島龍三のような人材はいないイデオロギーの対立に終止符を打った池田勇人努力と勉強で総理になった小渕恵三政治家としての志常に受け身の福田康夫三賢人に対する評価の違い勝算がなくてもチャレンジし続けた小泉純一郎依然として高い田中角栄人気仕事ができる田中角栄かクリーンな三木武夫か掌返しはメディアの常套手段岸信介が感じた国家を背負う重み翼賛選挙に非推薦で当選した安倍寛安倍内閣はメディアに引き摺り下ろされた第五章あなたの一票が日本を救う一票の重み日本の政治との最初のかかわり政治への目覚め「安保」という政治ショーマスコミを疑うタブーを破った雑誌『台湾青年』の衝撃「無告の民」六二歳で人生初の投票司馬遼太郎と李登輝何段階にも分けて自分の判断を確認する投票の選択の軽さ投票した一人として言うべきことは言う支援してもすり寄らない自分の一票で人生は変わるおわりに~“国”を持たざるものが国を思う~
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