歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由 電子書籍版
1300円(税込)
作品内容
「もし永遠に敗戦国のままでいるのが嫌ならば、歴史問題の本質に向き合うべきである」――新進気鋭の論者が戦後を終わらせるべく、日本国民に覚悟を迫る。日本を敗戦国のままにさせる体制=戦後レジームからの脱却を、いったい日本以外のどの国が望むのか?中国、韓国はもちろん、アメリカでさえ本音では望んでいない。安倍晋三内閣が仮に六年続くとしても、歴史問題の解決に六年間は短すぎる。むしろ、そのような期待を抱くほうが日本の国益に反するであろう。序章安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由第1章近代の前提――歴史問題を解決させたくない第2章ウェストファリア体制と反近代の衝動第3章ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ第4章総力戦では歴史認識こそが最大の武器第5章日本は敗戦国から抜け出せないのか終章敗戦国から抜け出す方法
作品情報
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