「戦争」に強くなる本 電子書籍版

  • 「戦争」に強くなる本 電子書籍版
  • 495円(税込)

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    作品内容

    入門・太平洋戦争日本はなぜ戦い、なぜ敗れたのかテロとの戦いや、北朝鮮の核武装、中国の軍拡などによって、軍事知識は必要不可欠なものになりつつあります。また、太平洋戦争を正しく理解するためには、今どんな本を読み、どのような知識を身につければよいのでしょうか。本書では、これまでアジア太平洋戦争について公刊された書物を、「開戦原因」「敗戦原因」「戦争の展開」「兵器について」「戦争責任とは何か」など多面的に整理・紹介し、戦争の真実に迫ります。第1章なにはともあれ基礎知識「戦記に傑作なし」戦時中の日本人第2章なぜ戦わねば成らなかったのか「総力戦」と「成金」国際連盟と人種問題ヴェルサイユの馬鹿第3章軍国主義とはなんだろう一時は弱まった軍人の立場軍縮が生んだ軍国主義日本は「ファシズム」だったのか第4章なぜ「軍部独裁」になったのか信頼を失った政治統帥権と満蒙問題派閥抗争からクーデターへ第5章戦争は避けられただろうかリーダーシップの欠如米国の戦争意志日米交渉と国内世論そして、パールハーバーへ第6章これでは勝てるわけがない戦略・国力編勝てると思っていなかった「大東亜戦争」の虚構秀才参謀の罪第7章これでは勝てるわけがない兵器・技術編牛に曳かせた戦闘機ソフト戦力とハード戦力憲法の呪縛第8章「国のため」なら許されるのか最悪の自殺戦法「特攻」責任をとらぬエリートたち見捨てられた人々第9章「戦争責任」はどう裁かれたかいわゆる東京裁判について今も続く論争どのような問題が残されたのか第10章買ってはいけない本気にしてはいけない鵜呑みにはできない話にならない●林信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。

作品情報

出版社
アドレナライズ
提供開始日
2014/02/07
ジャンル
文芸

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